2021年8月に読んだ10冊

10冊

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この記事はこんな方向け
  • 読みたい本が見つからない
  • 本を探すヒントにしたい

はじめに

自分は2020年から月に10冊の読書をはじめました。定期記事として、毎月読んだ本とその中から特に読んでよかった本を紹介します。

さっそくレビュー!

「自分らしさ」と日本語

人と喋っていると「この方はこういう口癖があるよな」と思ったり、その人と長く関わっているうちに自分も同じ口癖がついていたり、そんな経験はないでしょうか?

本書で解説されていることで興味深かったのは言葉で人を表現というと女性は「私」男性はそれ以外にも「僕」「俺」など選択肢が多いこと。昔の日本語のあり方(男尊女卑に基づいて女性が日本語を扱う風潮がなかった)にあること。

言葉は自分そのものや自分の意見を伝えるツールですが、言葉が先で自分が作られるのかそれとも自分があって言葉がついてくるのか自分もたまに考えることがあったので本書を読みながら「ほ〜!」と頷けるものが多かったです。

コロナ脳 日本人はデマに殺される

あなたは新型コロナウイルスに対してどのようなスタンスをとっているでしょうか?尾身会長や8割おじさんのように新型コロナは危ない!か、それとも当初のホリエモンのように「コロナはただの風邪」か。

本書は2人の著者の対話形式ですが、お二人はどちらかというと後者の印象を受けました。具体的には

  • 石鹸の手洗いは過剰。水だけでOK
  • ワクチンは効果が懐疑的。新型コロナは呼吸器疾患なのに筋肉注射でなぜ効果があるのかわからない
  • 8割おじさんのシミュレーションは実行再生産数の前提がおかしい

などです。まぁ、いわんとしてることはわかるのですが否定する割には科学的な根拠を出さないなという印象でした。ワクチンについては筋肉注射だろうがなんだろうが接種が進んでいる高齢者の感染者数が減っていることは事実ですし。

ちなみにこれを読んだあとにお二人のことをネットで調べて色々漁っていましたがあまり肯定的な意見はありませんでした。

「筋肉注射だから呼吸器感染症に効かない」は本当?新型コロナワクチンに関する疑問を専門家に聞きました(BuzzFeed Japan) – Yahoo!ニュース

「筋肉に注射するタイプのワクチンが呼吸器感染症に効くというのは、合理的じゃない」ウイルス学の専門家がテレビ番組で発信した誤った情報が、Twitterで拡散されている。新型コロナウイルスのワクチンは筋肉内注射だが、発症予防効果や重症化予防効果などが確認されており、世界各国で接種が進んでいる状況だ。BuzzFeed …

中国vs.世界 呑まれる国、抗う国

自分が小学生だった約20年前の頃から「将来は必ず中国が発展する」と聞かされてきました。当時はTHE後進国というイメージだったのですが、今となってはアメリカに肉薄するレベルで国が大きくなっていますよね。

その流れで米中対立に代表されるように国としては対中国というのを意識せざるを得なくなります。自分は中国とロシアと北朝鮮が割と仲良しでアメリカ日本のような西側諸国とは微妙・・・という認識しかなかったのですが、もっと範囲を広げると小国でも中国と決して無視できない関係を持っていることがあるようです。

本書はそんな観点で中国と重要な関係にある(基本的には仲がいい)国を紹介しています。「こんな名前の国そもそも聞いたことないよ!」というところがリストアップされているので読んで損はなしです。

分裂思考で行動しよう 80年代の情報術

タイトルと表紙を見てもらったまんまですが、本書は1980年代に書かれているお古なやつです。「情報は鮮度」なんて言いますからここまで古い本だと「論語」や「バカの壁」的な長く読まれるベストセラーでもないと意味がありません。

が、本書は2020年代の情報化社会にも十分通じる1冊だと思います。具体的な筆者の考えをいくつか紹介するとこんなもの。

  • 人と違うことを知ることに意味がある。全員が知っている情報に意味はない
  • 数字を適切に操れると情報をうまく扱える
  • 1つのことだけに絞らないでいろんなことを少しずつ知っていると○
    それがいつかつながる可能性がある

同じ考え方と言ってもいいのか恐れ多いですが、1点目は自分も昔から実践していました。いまで例えるとあえて半澤直樹を見ないで裏番組を視聴するとかみんながしていないゲームをするなどです。

1980年代というとまともな通信手段もなかった頃ですが、その頃からこのような考えを持っている筆者は本当にすごいなと思います。

氏名の誕生 江戸時代の名前はなぜ消えたのか

「あの地域の辺って佐藤さん多いよね」みたいなこと思ったことある方いらっしゃるでしょうか?学校の勉強で知っている方がいるかもしれませんが、日本で暮らす人々にちゃんと名前が割り振られるようになったのは明治時代のことです。ちゃんと名前なるものがあったのは武家とか上級の人です。

本書では江戸時代〜明治時代にかけての名前にまつわる歴史が事細かに説明されています。自分は日本史を高校で勉強していたのですが正直文章だけでは理解できませんでした。

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  • 姓名と名前は別
  • 本姓と苗字は別
  • 今は偽名に対しての実名(じつめい)だが、昔は全く異なる意味で実名(じつみょう)が使われていた

などです。きちんと理解できたら人に話すネタになりそうです。

最新の日本史 教科書の常識がくつがえる!

昔の常識はいまの非常識、なんてことはたくさんありますがそれは歴史も同じです。小学校や中学校で教わっていたことが大人になってからテレビ番組などで「実は〇〇は嘘だった」ということはあるあるです。

本書は幅広い年代にわたって一つの歴史的な出来事にスポットライトを当てて、現時点でわかっている事実を解説したものです。自分は高校で日本史履修でしたが、それでも話がニッチすぎてチンプンカンプンだったので小中学校でしか勉強したことないという人にはきついかも。

こんなこと言うのもなんですが、7つ取り上げたトピックでするする読めたのは廃藩置県に関するものだけでした・・・。

安楽死・尊厳死を語る前に知っておきたいこと

もし自分が治る見込みのない病気になったら、いわゆる安楽死をしたいと思いますか?自分は全然決めれません。健康=当たり前とは思わないように最近は難病に関する動画をよくみていますが、ならないと真剣に考えない気がしています。

国内では合法化されていない安楽死を手助けして医者が逮捕されるなんていうニュースがチラチラ流れてくるので、そもそも安楽死に賛成か反対か考えたことはあるかもしれません。

筆者の主張は安楽死にはNOの立場をとってらっしゃいます。つまり人工呼吸器をつけてまったく体が動かないような状況になっても意味がない人生、とはならないのだそうです。

正直自分は賛成派なので納得せずに読み終わりました。上記のような状態になっても「こんなんでも生きていることに意味がある」と言って説得力があるのは、実際にそのような境遇に立たされた方だからであって、現在健康な人が「動けなくなっても無駄な命なんてないよ」と言われてもそれは綺麗事よな、と思ってしまいます。あなたはどうでしょうか?

「ゆっくり」でいいんだよ

要約すると

  • 今の社会は生き急ぎすぎだから、もっとゆっくり生きてみよう
  • もっともっとな足し算から引き算の生き方がおすすめ

という本です。読む前はメンタルヘルスを保つための手段として自分の時間を大切に、的な内容かなと思っていたのですが実の所は今の資本主義社会に一石を投じるようなものでした。

ミニマリストがいいな、とか田舎でのんびりを志向している方であれば総じて共感できると思います。

お金持ちがしている100の習慣

購入をそそるようなタイトルですね。お金持ちがやっていること〇〇みたいな本はいくらでもありますが、n増しして情報の信憑性が増すのでいくら読んでも損はないですね。

もちろん100全ては紹介しませんが、たとえば

  • 人とは逆のことをする
  • すぐに現金化できる資産を持っておく
  • 身内からお金を借りない

など、言われてみたらそりゃそうだろなんだけど他の本では書かれていないこともあるのがいいなと思いました。

イーロン・マスク次の標的 「IoBビジネス」とは何か

最近は仮想通貨でお騒がせしているイーロンマスクですが本来はテスラとかスペースXなどさまざまな事業を手がけている経営者ということはご存知でしょうか?

本書で扱っているのはIoB=Internet of Bodiesビジネスです。自分はこの本で初見だったIoBビジネスですが、具体的には脳や体内にデバイスを埋め込んで難病の意思疎通や医療データ収集などに使おうというものらしいです。

なお、肝心のIoBについてはあまり詳しく述べられていなくて内容の半分はこれまでのイーロンマスクの人生やらビジネスやらでした。

特におすすめする書籍

今月のおすすめは・・・?

今回の10冊の中で特におすすめな書籍は分裂思考で行動しよう 80年代の情報術です。

おすすめする理由

  • 情報化社会でなかった時代に今を予言しているような主張なのがGOOD POINT
  • 誰にでも実践できる、すべき内容例え話を多用していることで具体的な行動に落とし込みやすい

情報は新しいことが価値の1つである点では、この本は発行から日が経っておりマイナスポイントですが書いている内容が現代に通じるので「古いからダメ」ではなく「昔から学ぶ」ということで本書を是非手に取ることをおすすめします。

発行が古い時点でそんなに読んでいる人もいないでしょうし、他人との情報の差別化を図るならもってこいです。

おわりに

この中に気になった本はありましたか?本は1000〜2000円ほどを払うだけで著者が一生懸命調べてくれたことや経験を知ることができるコスパのいい学習ツールだと思います。全然本を読まないという方も月に1冊からの読書を始めてみることをお勧めします。

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以上でこの記事は終わりです。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
自分で考え、決めて、行動して、一緒によりよい時間を増やしましょう!

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