この記事のもくじ
この記事では直接的に書籍の内容に触れることはできるだけ避けたうえで、読んでその内容について思ったことなどなど紹介します。
今回紹介する本
『ロジカル筋トレ 超合理的に体を変える』です。
部活をしていた人なら「腕立て伏せ100回!」とか「夕暮れまでランニング!」といった根性論的トレーニングに苦しめられた経験はないでしょうか?
そしてそう言う時、適当にこなしていたことはないですか?
著者からするとこういったトレーニングは精神を鍛えることはあるにせよ体を鍛えることを目的にするなら「ざんねん筋トレ」の仲間入りです。
本書ではそんなことにならないように、意味ある筋トレになるようにどういった観点が必要かを紹介してくれています。
- ロジカル筋トレとは
- 体幹のざんねん筋トレとロジカル筋トレ
- 上半身のざんねん筋トレとロジカル筋トレ
- 下半身のざんねん筋トレとロジカル筋トレ
- ロジカル筋トレで生まれる変化
ざんねん筋トレとロジカル筋トレの違い
冷静に考えたら「そりゃそうだろ」って思いますが筋トレを頑張っている人ほど忘れがちなのがロジカル筋トレのための条件です。
- なぜそのトレーニングをするのか、目的を正しく理解している
- 正しいフォームで動くことを重視している
- 回数をこなすことは気にしない。むしろ回数をこなせてしまうようなトレーニングは効果がないと判断する。
30回以上できるトレーニングが無意味かどうかはわかりませんが、回数さえこなせばOKという思想が間違いなのは自分も重々身に染みているところです。
言われたからするんじゃなくて目的意識を持ってする。筋トレに限った話じゃありません。
正しい筋トレは自分を変える
この本のいいと思ったところ
- 筋トレに関する重大な誤解が解ける
- 自分で考えて自分で行動する癖を身につける糸口になる
筋トレには興味がない人もいるでしょうが、そうであっても普段考えずに行動していたならばいかにそれが愚かだったかわかります。
どうせ時間と労力を割くならいい方向に自分を持っていきたい、誰でもそう思っているでしょう。その支えになること間違いなしです。
本書の内容に関連して思ったこと
てことは健康にストイックになりすぎてもよくないからゆる〜く生活した方がいいですね!ということは流石にないか・・・。
目的と手段がごっちゃになっていると間違ったところにゴールを定めて向かうことになってしまいます。著者のいう通りだと思いますが、メンタル鍛えるという目的を明確にしているならとりあえず走るとか1000本ノックさせるみたいなことがあってもいいのでしょうが、少なくとも部活だと自らそう望んでやってる人は基本いないわけです。
やらされてるからやる。これだけは避けたいですね。
この本のおすすめ度と読むのがおすすめな人
おすすめ度は10点満点中8点です。
この本は次のような方におすすめです。「急がば回れ」最短経路を目指すべき時こそ目的と手段をレビューすることが重要であることが良くわかりました。
- 最短距離で効率良く体を鍛えたい
- 生活全般の無駄をなくしたい