もしも王道インデックス以外の投資をするなら〜債券、高配当ETF、それとも仮想通貨?〜

この記事はこんな方向け
  • 王道インデックス投資以外の選択肢を模索している方
  • アセットアロケーションに関する他人の考えを見てみたい方

はじめに

今回の質問と自分の回答はこちらです。

もしS&P500やNASDAQのような王道インデックスに投資するなと言われたら何に投資しますか

100%高配当ETFに突っ込みます。

一般ピーポーが投資をするなら王道と言われるのは日経平均とかNASDAQなど株価指数に連動する投資商品を買うことだと言われます。

なので今の自分なんかはまさにそうですが、インデックス連動型の商品しか持っていません。ただそれだと他の商品への立ち位置を述べる機会もないし、もしインデックス商品がオワコンになった時に困ってしまいそうなので今回はifの話として

もしインデックス連動以外の投資商品を買うなら何を買うか?について自分の意見を紹介します。

投資商品ってそもそもどんな種類がある?

テンプレ

こんなこと、いちいち言われなくてもご存知の方が多いとは思いますがここで改めて資産運用するときの選択肢はどんなものがあるか整理してみます。

  • 株式
  • 債券
  • 不動産
  • 現物
  • 暗号資産

株式

言わずとしれたですね。大きく株価の値上がりに期待して投資する場合と配当に期待する場合の2通りがあります。株式の特徴といえば

  • 紙切れになる可能性あり
  • 各資産クラスの中では一番伸びが大きい

ことです。

後述の債券や不動産と比べると値動きの幅=リスクが大きい分リターンも大きいというわけです。

https://www.kitagin.co.jp/savings/fund/introduction/risk.html

債券

株式も債券も会社にお金を提供しているのは一緒なんですがその違いは返す必要があるかないか。債券の場合は返済義務があるので株式と違って紙切れになる可能性は小さくなります。

結局株式会社にお金を渡しているのは一緒ですが。

不動産

ビルとかそれこそアパートマンションの大家さんがわかりやすい例です。株式の配当と同じ不労所得の1つ。

まとまったお金があれば自分で直接購入するケースもあるでしょうが、平民の自分には無理なのでもし購入するならREIT(Real Estate Investment Trust:不動産投資信託)です。

株式と同じように日本、先進国などと選べますがこれから人口が減ってきて既に空き家問題が発生している日本のREITは個人的には買う気にはなれません。

現物

金とか石油などコモディティーと言われるやつです。自分はそんなに詳しくないので手を出していません。

暗号資産

すっかりバブルが弾けて落ち着いてしまった暗号資産ちゃん。歴史が浅すぎて全然値動きが読めませんし、税制もまだまだなので初心者は手を出さない方がいいでしょう。

自分が高値掴みしたビットコインはおおよそ半減してから値段が上がりも下がりもしなくなったので次の半減期まではダメそうですね(*_*)

もしインデックス投資以外をするなら?

と言うことで結論ですが、もしインデックス連動商品以外しか買えないなら自分は高配当ETFに全振りします。理由は次の通りです。

  • 定期的なキャッシュフローが見込める
  • 長期的には配当金額も増えると期待できる
  • トータルリターンも債券や不動産より期待できる

ここ10年は株式市場が好調だったとはいえ、この10年での指数の伸びは
VYM(バンガード社の高配当ETF):2.1倍
AGG(アメリカの優良社債を集めた債券ETF):1.1倍

です。現金にしとくなら債券の方がマシなんて言われますが本当にマシ程度で、この10年だけでいうと債券を持っていたとしてもインフレ負けしそうな伸びです。

“注意”
AGGの場合も株式と同様インカムゲイン(厳密には配当ではなく利子です、大体1%)があるので、それも加味すればインフレ負けしない程度のトータルリターンと言えます。ただインカムの利回りもAGGよりVYMの方が1%ほど高いですが。

どっちにしろ超長期で持つことには変わりないので、それなら高配当ETFにしとこうかなと言うことです。

で、実際に買う気はある?

こう聞かれたら今のところはNOです。

配当金には毎回課税されるので(インデックスも最後売るときは税金発生しますが)、資産額を速く増やすという目的には合っていないからです。

今後経済的自由にある程度近づいてお金を使うフェーズに移行しようかなと言うときには一部インデックス投資を高配当ETFに乗り換えることはあるかもしれませんが。

今はたくさん投資商品があって、よりどりみどりなので商品選びをするときはちゃんと目的にあっているかどうかを確認してしておくことが大事ですね。

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以上でこの記事は終わりです。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
自分で考え、決めて、行動して、一緒によりよい時間を増やしましょう!

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