この記事のもくじ
- 現金キャッシュレスの二刀流の方
- 現金大好きな方
はじめに
あなたは現金派ですか?キャッシュレス派ですか?
99%キャッシュレス派です。
以前キャッシュレスこそ節約の方法です!と紹介しましたがこんな反論もありそうです。
- 本当に価格重視のところは現金払いしか対応していない
- クレジットカードは使っている実感がなく使い過ぎのリスクがある
- 災害が起こった時に使えるのは現金だけ
そこで今回は、なぜキャッシュレスがいいかではなくてなぜ現金払いをしないか、という観点でお話します。
価格重視のお店は現金対応しかしていない?
これについては必要条件でも十分条件でもない、つまり
- 価格が安ければ、現金払いしかしていない
- 現金払いしか対応していないお店は価格が安い
いずれも当てはまらないので違うと思います。強いて言うなら業務スーパーや1000円カットの理髪店など数少ない例外がありますが、それぐらいです。
実は自分が購入するものでも上記のほうがいいケースがあるのは把握しています。ただ、全部が全部そうではないですし、1円10円を安くするために30分も1時間も追加で移動時間などのコストが発生するくらいなら、さっさと近場のスーパーやネット通販で買い物を済ませて浮いた時間で副業でもバイトでもしたほうが有益だと思っています。
しかもクレカ払いは無理でも電子マネーやQR決済に対応している店は増えています。安く買うと言う目的に対してわざわざ現金払いに固執するメリットはなくなっていないでしょうか?
クレジットカードでは使い過ぎのリスクがある
これは本当ですね。限度額いっぱい使ったとして限度額>>銀行口座の預金残高になってしまうと支払いが滞るため
- リボ払い、分割ばらいを使い始める
- リボ払いだかと安心して買い物を続ける
- いつまで経っても金利のせいで支払い残高が減らない
こんな結末を迎えるのは想像に難くありません。
じゃあ現金払いならどうか。少なくとも銀行口座に入っている分以上は使えませんが入っている分までは使おうと思えば使えてしまいます。
クレカよりも悪い状況は回避できますが、現金払いの場合も使いすぎる時のリスクは本質的には同じです。むしろ現金払いになくてクレカにあるメリットは
利用履歴の一覧です。
現金払いはレシートを逐一保管するか、つねに口座残高を追いかけ続ける必要がありますがクレカにしろ電子決済にしろその必要はありません。
使いすぎになるかどうかは支払い方よりも管理のしやすさである程度決まりますので管理がしづらい(煩雑な)現金は避けるべきです。
災害が起こったときに使えるのは現金だけ
これ自体はそうですね。災害が発生しているということはデータをやりとりするのに必要な装置を動かす電力を供給できていないわけですから。
ただ1歩引いて考えてほしいです。災害が発生したときにわざわざ買い物してまで必要なものってなんでしょうか?食べもの、トイレットペーパー、水、髪おむつなどでしょうか?
それって本来なら災害が起こる前からもしもに備えて持っておくべきものだと自分は思います。その前提であれば災害発生時に現金払いしか使えなくてもなんの問題もありません。
せっかくあるもの、使えるものは有効活用!
日本はいつなのか見通しも分かりませんが、中国ではデジタル人民元の導入が予定されています。となるとクレカじゃないにしても電子決済サービスには今のうちから慣れておいたほうがいざ導入された時に困りません。
キャッシュレスならポイント還元も期待できるので、食わず嫌いなのであれば一度使ってみてほしいです。一回使い始めたらやみつきになりますよ。