乗り物の二酸化炭素排出量

はじめに

普段は何で移動していますか?

基本は徒歩で時々自転車、旅行の時は電車オンリー

随分前に車を使わない生活は健康にも節約にもいいよね!という話をしました。自分は実生活でも車は使っていないので一応実践している口でございますが、ふと「電車でも地下鉄とか新幹線とか色々あるよね?本当に電車ならなんでもエコなの?」と疑問が湧きました。

そこで今回はもう少し細かく乗り物別の二酸化炭素排出量を調べたので紹介します。

乗り物別の二酸化炭素排出量

今回紹介するデータは独立行政法人 交通安全環境研究所の資料を参照しています。

都市内交通

路線バスや市電など近距離移動に使われる乗り物です。新交通とはモノレールとかライトレールを指しています。

ここに載っているのはいわゆる”電車”同士なので大差ないかなと思いました。はっきりしているのはCO2排出量が電車<<<バスであることでしょうか。

都市近郊交通

距離が長めの路線バスや私鉄、在来線でのイメージするとよいです。

やっぱりバスは排出量多いですね・・・。磁気浮上式(一般的にリニアモーターカーとされている)は超伝導状態なるものを作らないといけず、それに対してたくさんの電力が消費されます。

将来的に開業が予定されているリニア中央新幹線も同じ方式でした批判する方の根拠の1つにもなっています。

都市間交通

最後は東京ー札幌とか博多ー鹿児島みたいな長距離移動です。よって新幹線や飛行機が該当します。

新幹線の方が一度に輸送できる人員が多い分、排出量の評価は低くなっています。

エコな行動はエコな乗り物利用から

今回は紹介だったので、だから何?と言われると特段ないのですが、自分はできるだけ環境負荷の少ない生活をしたいと思っている派なので読んでいる方にもぜひ公共交通機関を積極的に利用してほしいなと思っています。

また、カーボンニュートラルの達成に関連したカーボンプライシングが設定されるのではないかと自分は踏んでいて、例えば従来の

  • ”ガソリン税”
  • 自動車税
  • 燃油サーチャージ

みたいなものも税率や税額自体が上がるのではないかと想定しています。ただしバスや飛行機など自動車に対して相対的にCO2排出量が少ないものは最終的に還付するなどして

自動車の運転はお金も時間もかかる、新幹線飛行機は時間もかからずお金もそんなにかからない

という状態にするのではないかということです。

今回の紹介した情報だけだとさもバスや飛行機が悪く見えるかもしれませんが

  • 自家用車:168
  • タクシー:388

と飛行機やバスが霞んで見えるくらいのCO2排出量です。これを機に公共交通機関を使う人が触れてくれれば嬉しいですね。インフラを守るなら、まずは使うことから!

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