【お金にかかわる政治の勉強】日本共産党の2021年公約を調べてみました

この記事はこんな方向け
  • まともに政策を調べたことがない方
  • なんとなく政府は仕事をしていないと思っている方

はじめに

各政党もしくは候補者の政策をきっちりみてから投票に行ったことはありますか?

ありません!大体で選んできました。

今月末には衆議院議員の選挙が控えておりますが、みなさまちゃんと各政党の公約は確認していますでしょうか・・・?

とかくいう自分は今までなんとなくの政党や候補者のイメージで投票先を決めてきました。というのも選挙前に掲げられる政策というのは

  • どうせ実現しない
  • 実現するとしても元言ってたのから随分と方針転換する

こんな印象を持っていたからです。事実かもしれませんが。

しかし!万が一本当に公約が実現した場合に影響を受けるのは他ならない一般ピーポーなわけでして、だったらちゃんと政策は見といたほうがいいなと思った次第です。

そこでいくつかの政党を選挙前に目掛けて紹介するシリーズもんの記事を書くことにしました。

最後は日本共産党を紹介します。ぶっちゃけこれ!っていう印象がなくて

  • 日本国憲法は守る
  • 消費税は廃止

これくらいの前提知識です。

日本共産党の総選挙政策を参照しています。

気になった政策

政策の大綱

日本共産党では「4つのチェンジ」と題して次のテーマを柱に掲げています。

  1. 日本共産党の新経済提言ーーコロナ危機を乗り越え、暮らしに安心と希望を
  2. 地球の未来を守る政治への転換ーー気候危機を高いする日本共産党の2030戦略
  3. ジェンダー平等社会の実現、多様性と個人の尊厳を大切にする政治への転換
  4. 憲法9条を生かした外交への転換で、平和な日本とアジアをつくる

立憲民主党と同様に冒頭では「自公政権では内部留保だけ増えて富裕層だけが豊かになった」「」アベノミクスは失敗だ」と政権批判から始まっています。

今回の選挙に関しては立憲民主党と日本共産党が共闘することになっているので、予想通りではあります。まぁ、共闘しなくても政権批判が枕詞にあるのは日本共産党ならではという気もしますが。

個人的に気になったお金にかかわる政策

以降は個別に気になったものを抜粋紹介します。

マクロ経済スライドの撤廃

マクロ経済スライドというのは物価の伸びよりも年金の伸びを抑える処置です。つまり、年金の目減り処置です。

(出典:厚生労働省 マクロ経済スライドって何?

これをなくして年金の水準を一定に保ちますというのがこの政策です。

やってくれるなら、実現できる見込みがあるなら全然やってもらってOKです。

生活保護制度を生活保障制度に改称

名前変えてるだけですが、結構いいと思います。生活保護という言葉には正直いいイメージがないので保障という言葉に変えることによって特別扱いされている感じが薄らぐのではないかと期待します。

立憲民主党と事前すりあわせ?

一通り見て気づいた範囲では以下の政策は立憲民主党と同じです。

  1. 時給の1500円引き上げ
  2. 一時的な消費税5%

自民党や公明党が農業の活性化とかDX、AI、ICTについて事細かに表出ししていたのと比べると国民民主党のそれは形だけ書いた感があるかなと思いました。

また、末尾にも野党共通の政策を示しているように、特に日本共産党は

全体振り返ってみて

今回は衆議院を構成する6つの政党(会派)の政策を紹介しました。なのでれいわ新撰組や社民党といった政党を紹介していませんが、他意はありません。

注意点
2021年10月16日時点では衆議院が解散しているため、当該情報を確認できません。

それぞれ読んでて同じ日本をよくしようという根本概念は同じはずなのに政策に違いがあるのは面白いと思いました。各政党、一言イメージはこうです。

  1. 自民党:経済成長をベースにした格差是正
  2. 公明党:自民党に配慮しつつも、誰一人取り残さない政策
  3. 立憲民主党:民主党政権時代のリベンジ
  4. 国民民主党:与党との対話を前提にしたバランサー的なプラン
  5. 日本維新の会:身を切る改革
  6. 日本共産党:格差是正が全面

あとは、これを見てどこに投票するかきめるだけです。自分の中でもはっきり決まってはいませんが、きっちり投票には行って意思表明するつもりです。

せっかく自分の思いを国政に反映できる機会なので行ったことがある人もない人もぜひ投票にいきましょう!

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