この記事のもくじ
この記事では直接的に書籍の内容に触れることはできるだけ避けたうえで、読んでその内容について思ったことなどなど紹介します。
今回紹介する本
『鉄道技術の日本史 SLから、電車、超電導リニアまで』です。
鉄道関係の本をこのブログで紹介するのは3冊目ですが、いわゆる鉄道好きを志向しているわけではありません。鉄道旅行は好きですが〇〇系がどうとか興味がないので・・・。
書籍の構成
本書は時系列的に日本の鉄道史のトピック的なテーマに注目した歴史本兼技術要素の解説も含んだ1冊です。
- 線路敷設
- 鉄道建設と”鉄”の
- SL列車の開発
- ディーゼル車
- 郊外電車の発達(国鉄、現JR以外の路線をイメージ)
- 電車性能の向上
- 新幹線
- 事故防止技術
- 鉄道技術
- 最先端技術
- 鉄道技術の輸出
書籍の気になった内容を一部紹介
各章から自分がへぇと思った内容をつらつら書き出しておきます。
- 狭軌が選ばれたのは日本の地形を考慮して(本当?)
- 初期は木製の車両からスタートした
- 日本の新幹線の尖った形状はせまいトンネル構造による「トンネルどん」が理由
感想などなど
この本のいいと思ったところ
- 鉄道に関して物知りになれるような深掘り具合
- 必要なところでは図表もちゃんとある
かなりの参考文献をもとに書かれているので、鉄道の知識を極めたいのであればこの本をとっかかりにして読み進めるのがよきと思います。
本書の内容に関連して思ったこと
実は期待してたのと内容がずれてしまってたので、あんまりこれというものはなかったです(もっとフランクというか図解雑学シリーズみたいな平易さを期待してました)。
この本のおすすめ度と読むのがおすすめな人
おすすめ度は10点満点中7点です。
この本は次のような方が読むのにぴったりと思います。
読むのがおすすめな方
- 鉄道に詳しくなりたいかた
- 鉄道がもともとすきなかた
自分はあくまで電車にのってみる景色が好きなのであって電車そのものにはあまり興味がなかったことが改めてわかりました!たまにはこういう期待はずれもあります。
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以上でおわりです。最後までお読みくださりありがとうございました。