うどん、うどん、うどん

1年ぶりの四国

このブログを読んでいる方ならご存知の通り、まずは47都道府県全てを制覇すべく2021年から2022年にかけてあっちこっちを回っておりました。ただ明らかに「こんなのただ訪問して宿泊しただけじゃないか」と言う指摘が来ても、全く反論ができない箇所も相応にあります。その1つが四国地方だと自分では認識しています。

昨年の8月に岡山を経由して、高速バスや青春18切符を駆使して一蹴したものの、撮れ高はほとんどなし。かといって、あくまで自分が行きたかったけど、行かずじまいに終わってしまっていたところに行くと言うのが47道府県リベンジの意義なので 今回はその中でとりあえずここは行ってきたかったと思っていた場所を訪れることにしました。

それがうどん県香川県です。

うどん食べるくらい、1回目でも全然できたんですよねぶっちゃけ。計画を立てながら

「キャッシュレスじゃないと嫌だとか言わないで飲食店に行くなり、観光名所を訪れておけば、少なくともリベンジ目的の旅行のためのお金を使わずに済んだのに、安物買いの銭失いをしたな」と反省もしております。

いったところ

や山越うどん

今回は毎度おなじみ?なバリ得切符を使って関西から高松駅までやってきました。

さらにから”ことでん”に乗って綾川駅までやってきました。これは単なる感想なのですが、ことでんって結構揺れるんですね。半分冗談ですけど、脱線しちゃうんじゃないかとハラハラしながら乗ってました。

ここからバスに乗れればよかったのですが、あまりバスの本数が多くないのと空腹状態にするために30分ほど歩いて来たのはこちらです。香川のうどんと言えば、有名な店舗がいくつかありますが、その中でもこちらを知っている人が多いのではないでしょうか、「山越うどん」です。

9時から開店に対して9時40分ごろに到着したのですが、その時点で20〜30人ほどの待ちでした。ただ 店内の席の数が多めなのと回転が早いので、10分も待たずに注文、会計まで済ませることができました。なので待ち時間についてはあまり心配しなくてもいいと思いますが、どちらかと言うと麺がなくなって営業終了してしまうと残念な気持ちになるので、その意味で早めに行ったほうがいいのかなと思います。

頼んだのはベタ中のベタですが、釜玉うどんです。プラスで「じゃがいもの天ぷらがおいしい」という口コミを見たので、じゃがいも天ぷらも。香川のうどんを始め食べるの初めてだったのですが「なるほどこれが本場のうどんか」と納得のおいしさでした。すごくコシがあって弾力があるなぁという印象です。大袈裟に言うと麺が生きてました。正直、うどんに関してはかなり高い期待値を持っていったので、よくも悪くも期待値通りでしたが、意外や意外で美味しかったのがじゃがいも天ぷら。じゃがいもを天ぷらにするってどんな感じなんだろうと思っていたのですが、ゆでたじゃがいもとも、コロッケとして揚げられているのとも違うホクホク食感。思わず頬が緩みました。地元のスーパーとかで売って欲しいなぁと思うクオリティーです。

栗林公園

次もうどんと行きたいところですが、連続で食べるとさすがにきついので、高松市内ではかなり有名な観光地である栗林公園までやってきました。こちら前回来た時は現金払いをケチって行く気がなかったのもありますが、そもそもコロナの影響で園内には入れない状態だったので、まさにリベンジとなります(ちなみに入園料はクレジットカードやQR決済、交通系ICでできるようになってました。GJ!)。

ぶっちゃけ「日本式の店みたいな場所ってどこも一緒だろう」と思いながら訪ねることが多いのですが(失礼)、栗林公園はめっちゃ良かったです。別格です。池があって木が植えてあって・・・っていうイメージが日本庭園のあるあるであり、そこは例に漏れずですが、栗林公園はたくさんの松の木が植えてある事が特徴的で、しかもその松の1本1本が丁寧に手入れされており形や大きさが非常にユニークです。

あくまで自然に植えられたものを手入れしたのが現状ですが、冗談抜きででっかい盆栽なんじゃないかと思うような迫力があります。園内ではお茶を楽しめるスポットも複数あるので、ゆっくり歩きながらお茶を楽しんで自然と戯れると言うのも良いかと思います。四国はあったかいので紅葉もまだまだですが一部の木々は色づいていて、園内の景色と非常にマッチしていました。

栗林公園はトリップアドバイザーでも高い評価を受けたスポットらしいのですが、それについては自分も今回訪れてみて、確かにその通りだと思いました。お金を払ってでもぜひ行ってほしいスポットですね。

セルフうどんの店 竹清

栗林公園で歩きまわって、ある程度お腹を空かせたところから徒歩10分の好アクセスにあるのが2軒目のうどん「セルフうどんの店 竹清」ですメニューはかけうどんのみでうどんの玉の数と+ αで天ぷらを頼むかどうかだけと言う非常にシンプルなお店です。冷で食べるかあったかい状態で食べるかはお任せであっため直す場合も自分でするというセルフの名前に相応しいお店です。自分は冷たい状態で食べたかったので冷たいままでいただきました。

こちらは山越うどんと比較すると固すぎず柔らかすぎずモチモチとした食感で美味しくいただきました。天ぷらも言わずもがな美味。

手打十段うどん バカ一代

さらにここから数十分ほど歩いて向かったのが3軒目のうどん屋「手打十段うどん バカ一代」です。釜バターが超人気のお店です。今回の3軒の中では飾ってあるサインの数が最も多く、並んだ時間も最長でした(体感で20分ほど。真昼間にいったせいもあるんですけどね)。

こちらのうどんはいつも食べているときに1番近い食感、結構柔らかめです。胡椒にバターに卵、この組み合わせでまずいわけがありません。絶品でした。

今更ですけど、なんで釜バター頼んどいて半熟卵の天ぷらも食べたんだろ。

屋島

最後に訪れたのが源平合戦で有名な屋島です。琴電屋島駅からはシャトルバスが出ているので車じゃない人も安心です。なんとシャトルバスの利用料金は片道100円と設定がバグっています。もう少し上げてもいいと思います。200円でも全然OKです。ちなみにバスにしろ自動車にしろ、屋島の頂上に登るまでの道で「ミステリー坂」と呼ばれるスポットがあります。上がっているように見えるのに実際は下っているという奴です。ただバスからだったのでよくわかりませんでした。

到着すると今の頂上には水族館や展望台がありまして、充実しています。そしてなんといってもこちら。

84番、屋島寺!(ビシッ!!、水曜どうでしょう感)

なんと水族館や展望台に行くまでの通り道に四国88ヶ所の札所がある非常に面白い導線になっております。自分が訪れたときにはお遍路中の方いませんでした。展望台からは高松市街地周辺の景色を一望できます。超きれいです。

この辺まで来ると多少は紅葉も進んでいると言う感じで、こんなきれいな写真を撮れました。血の池と呼ばれるところなのに全然なんてことはありませんでした笑

一番気に入ったうどんと今度食べたいうどん

今回食べたのは3軒だけですが、この中で個人的に1番気に入ったのは「セルフうどんの店 竹清」です。そもそも同じメニュー食べてないので単純比較は良くないですが、やっぱりうどんをそのまま食べる方が麺の味とか食感がわかるので好みです。卵とかはあくまで味変として使うのがうどんへのリスペクトになりそう。

次はかけうどんとかつけうどんみたいなシンプルなうどんの食べ歩きがいいですね。あと実は今回行きたかったのですが、時間の都合で行けなかった「山田屋」さん、こちらも次回こそはです。

「水曜どうでしょう」をご覧の方がよくご存知だと思いますが、どうでしょう班はこのうどんを食べたいがためにお遍路の工程をはしょる(山田屋さんのうどんを食べると八栗寺に行くロープウェイに乗れないのにわざと山田屋に行って「これは仕方ない!!」という体で結局八栗寺に行かないみたいな)くらいここのうどんがお気に入りのようです。

本当は屋島訪れてから行く予定だったのですが、シャトルバスの時刻表の都合もあって帰りのバスに間に合わなくなってしまったので、やむなくです。次回行く理由になるのでよしとしましょう。


最後に、屋島城跡を。城跡なところはたくさんあるけど、流石にちゃっちくない!?笑

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