この記事のもくじ
新NISAの盛り上がりに水をさす?!
2023年2月6日のプレジデントオンラインに掲載されていた記事です。
2024年から大幅な改善がなされる新NISA。もしかしたら「毎年7%で20万円積み立てれば・・・」みたいな期待を抱いている人もいるであろう中で「投資信託は完全に無駄だった」という強烈なワード。
見出しに結論が書いてあるんですが、投資信託を買おうとしている人および飼っている人の双方にとって考えを正すきっかけになる記事だと思いましたので紹介します。
こんなにかかる1億円への道
この記事は1億円という数字がベースになっていますので、これをありきとしてみます。記事と同じく投資信託の名目リターンを8%とすると一括投資および積立投資の双方において、1億円に到達するために必要な期間は以下となります。
まずは一括投資の場合。
- 10万円・・・90年
- 50万円・・・69年
- 100万円・・・60年
- 500万円・・・39年
- 1,000万円・・・30年
元本1,000万円ですら30年です。1回ポッキリの一括投資をしてほったらかして1億円を手に入れたいという方は1,000万円でも30年もかかるんだということをちゃんと認識しないといけません。
続いて積立投資の場合です。1年は12ヶ月1、毎月積立を続けるわけですから上記とは元本が全くもって合いませんが同様にいくつか試算をしてみました。
- 毎月1万円・・・55年
- 毎月5万円・・・35年
- 毎月10万円・・・27年
- 毎月50万円・・・12年
- 毎月100万円・・・7年
毎月50万円、年間600万円でようやく12年という「短いなぁ」と思える期間です。
できますか?って話ですが。
要は目的と手段の話

ちゃんと読んでもらえれば、筆者にとっての資産運用のゴールは
- 1億円を手に入れること(年齢不問)
ではなくて
- 1億円を手に入れること(若いうちに)
です。この目的を達成する手段として、もう一つの前提条件である元本100万円をありきとしたときに投資信託に放り込んで・・・は手段としては不適当だったというだけです。
投資信託をディスってるわけではなくて筆者の置かれた環境では目的に合致しないだけであり、元本がもっと多く放り込めるなら投資信託でも構わないとおっしゃってます(そう、よく言われる入金力の話)。
残念ながら自分も含めて大概の人は
- 個別株を見極めるような能力・・・ない
- 投資信託でも1億円に早期に達成するほどの入金力=収入・・・ない
にもかかわらず、過大な期待をしている方、いないでしょうか?重ねて言いますがこの記事は投資信託がダメという話ではありません。投資信託であっさりとお金持ちになれると思ってるなら、それは少し過剰な期待をしているんじゃない??ってことを認識してほしいということです。
故に値動きを見てどうのこうのしたって仕方ない話であって、放置プレーが投資信託においては合理的だということになりますね。