【気になったニュース】手取り25万円弱で健康的な生活を目指すなら

まえがき

11月12日のマネーポストWEBからの記事です。物価が上がって大変なのはみんな一緒ですが、「健康で文化的な最低限度の生活」を憲法で保証されている日本において、今回登場したような方の話を読んでいると悲しくなってしょうがありません。

記事に書いてある範囲で取材を受けた方の最新の家計状況は以下の通りです。

  • 手取り収入:20万円(月収だと厳密には税金が引かれる前のお金なので文字通り読み取りました)
  • 家賃:5万円
  • 貯金:3万円
  • 奨学金返済:2万円
  • その他:不明

趣味もお金がかからないものにされているということなので、そんなに恥ずかしいお金の管理はされていないと推察します。それでも食費を切り詰めなければならないような生活で月3万円というのはなかなか苦しいです。

昇給なし、ボーナスなしという厳しめの仮定をおきますが、このペースで貯金をしても30年間で1,000万円越えの1,080万円。一生懸命切り詰めていてこれでは正直モチベーションも上がらないのではないでしょうか?

もしも自分が同じ立場なら

全ての支出が明らかになっていないので、本当に無駄な支出がないのか確認することはできませんが、もし自分が当事者と同じ立場ならどんな家計簿にするか考えてみました。貯蓄率75%の自分基準ではなくておおよそ不特定多数の方に受け入れてもらえそうな支出だと思います。

  • 家賃:5万円(そのまま)
  • 水道光熱費:1.2万円(水道0.2で電気とガスが0.5ずつ)
  • 奨学金:2万円(そのまま)
  • 食費:3万円
  • 通信費:0.5万円(格安SIMと固定回線orモバイルWi-Fi)
  • 趣味:1万円
  • 雑費:1万円
  • 取り置き貯金:1万円(家電とかスマホとか定期的に買うものがわかっているもの用)
  • 貯金:2万円(そのまま)
  • つみたてNISA:3.3万円

取り置き貯金の分は短中期的に使うことが確定しているお金なので貯金にはカウントしないで貯蓄率25%越えです。これ以上はしなくてもいいかなと思います。また、当事者の方は将来の生活にも不安を持たれているのでつみたてNISAでもって老後のことはいったん考えないようにしてもらうのが狙いです。

趣味にはあまりお金を使っていないということでしたがAmazonプライムとかDAZNくらいは入って充実させるのにお金を使ってもいいのではないかなぁ。何が好きかはもちろんわからないので予想ですけどね。

奨学金の部分は返済が終わった頃には物価がどうとか結婚云々による支出変化もあると思うので、別の出費に充てる枠として考えておきます。

どうでしょう。これくらいなら現実的だけど貯金も頑張ってるし食費も3万円当てれば十分食材を買うには足りるとは思いませんか?優先順位を決めれば捻出な十分可能な生活をされていそうなので、この方だでなく少しでも多くの人の暮らし向きが良くなって欲しいです。もちろん、自分の生活も!

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